野菜、果物、自然からなるもの、そしてわたしたち。
全て、それだけで、あり続けることはできません。
何か、誰かによって、生きて生かされています。
そして、その何かによって、より深いものに変わっていきます。
食も人生も、発酵しつづけたいと願っています。
ここが、人が集いたくなるような、食したくなるような場所でありますように。
chef
今泉 有美子 Yumiko Imaizumi
父が51歳の時に生まれた一人娘。
俳句を詠み、講談師・政治家であった父 一龍斎 貞鳳 の影響で、幼い頃は、花や緑・土のおままごと、季節の移ろいのチェックが日課であった。
山にある自然豊かな小学校で自然遊びに明け暮れ、高校の時に納豆の美味しさと粘りの秘密に興味を持ち、化学の世界へ。
農学部 食品栄養学研究室にて、発酵を研究。
その後、食品メーカー、JA、製薬会社へ。
この頃より、出産育児、介護、残業が重なり体調を崩す。
友人の誘いもあり、家族で南仏の友人宅へ旅に出る。
ここで、心と体がとても軽くなり、食と時の過ごし方について考え始める。
日本へ帰国し退職。料理の世界へ。
The Culinari Institute of America 、辻調理専門学校をはじめ、国内外にて料理を学び、
食育の現場の中心である小学校や有名レストランにて経験を積み、独立。
フリーランスで、出張シェフやレッスン、メニュー開発、講演活動、こども食堂主宰の経験をもつ。
2021年11月6日、発酵菓子専門店 yuloom zymology を開店する。
